INTERVIEWS
社員インタビュー
人と動物の共生社会の実現
INTERVIEW
人と動物の共生社会の実現
マーケット開発部 地方創生戦略室
渡辺 悠太
愛媛支店 愛媛営業開発課
中根 春美、今井 開智、大内 優磨
四国損害サービス部 松山サービスセンター
大鳥 紘明
※写真左から中根 春美、今井 開智、大内 優磨、大鳥 紘明
マーケット開発部 地方創生戦略室 渡辺 悠太
- 人とペットが安心して暮らせる社会をめざして~防災教育の支援~
- 東日本大震災や熊本地震などの災害時に、避難所各所でペット受け入れを断られる事例が発生しました。その後も自然災害は頻発しており、複数の自治体から避難所運営の課題であると相談をいただいたことから、人も動物も安心して避難できる社会を目指してセミナーを企画しました。
- セミナーを通してどんな支援を提供しているか教えてください
- セミナーは、自治体職員、避難所運営組織のメンバー向けと、地域住民の方々向けがあります。自治体向けには、ペットは同行避難させるべきか、その地域における災害の種類や過去の災害時に起こった課題・実例による避難所のルール作り・デモンストレーション・日頃からペット飼育住民にお願いしておくこと等を講和しています。
また、地域住民の方々向けには、自治体等とセミナーを共催し、ペットが苦手、アレルギーの方への配慮や、ペットの避難袋の中身、必要なしつけ(ハウス・おいで・待て・トイレなど)や日常で備えられるリスク対策等をお伝えし、災害時における対応や、平時の備えをレクチャーしています。 - 今後の展開を教えてください
- 今や、ペット(犬・猫)飼育頭数は1,600万頭を超え、15才未満の人口より多くなっています。また、ペット関連マーケットも大きく成長しています。一方で、ペット保険加入率を見ても、まだまだ飼い主にペット保険の必要性が浸透しているとはいえません。
今後も、セミナーの開催により防災や共生社会の実現といった地域・社会課題の解決に資する取組みを行い、ペットに係る当社の商品・サービスの提案を行っていきたいと考えています。当社の行動指針の一つである地域密着を通じて、CSV×DXをコンセプトにお客さま・地域・社会の未来を支えつづける会社を目指します。
(2024年7月時点)
愛媛支店 愛媛営業開発課 中根 春美、今井 開智、大内 優磨
四国損害サービス部
松山サービスセンター 大鳥 紘明
- 人と動物が安心して暮らせる社会をめざして~ペット同行避難セミナーを開催~
- 地域・社会の課題解決をめざし県内の課題や情報を調べている中で、「愛媛県の犬・猫の飼育率の高さ(全国でもトップクラス)」に着目しました。ペット保険との親和性もあることから、ペット関連の情報収集や、当社のソリューションなどを確認していく中で、大規模災害時のペット同行避難が社会課題としてあることを認識しました。当社では、ペットにできる限りストレスを感じさせない避難とそのために普段からできる準備としつけについて解説するセミナー開催が可能であるため、平時から確認できるポイントを知っていただきたいとの思いから、開催しました。
セミナーの開催に際しては、地方創生の観点から松山市に働きかけ、賛同を得て避難所の管理者となる防災・危機管理課の登壇も実現しました。また、地域貢献を掲げるディーラーの協力も得て開催することができました。また、課題を掘り下げていく中、県内の殺処分の社会課題にも行き当たり改善できないか、との思いから里親拡大を支援するNPO団体に活動資金の寄付決め贈呈式をセミナー内で執り行いました。当社の社会課題解決取組みを表明することもできたと考えます。 - セミナーの反応等教えてください
- 当日は約120人が参加し、大変好評を頂きました。本セミナーへご参加いただいた方々にとっても改めてペットとのかかわり方や、動物とのつながりを感じてもらえたのであればよかったのではないかと考えています。また、各メディアの取材も受けることで、より多くの県民の皆さまへ当課題を投げかけることができたと考えます。より一層、人と動物のつながりが深化し、一人ひとりが現在抱えている諸問題を自分ゴトとしてとらえていただけるようになればとバージョンアップした第2弾のセミナーも2024年7月に実施しました。
- 今後の展開を教えてください
- 2024年7月に開催した第2弾セミナーでは、バージョンアップ企画として“動物愛護団体とのパネルディスカッション”を実施し、殺処分の撲滅にももう一歩踏み込みました。また、今後進化を予定している当社ペット保険と、本取組みを融和させられないか、深めていきたいです。
(2024年7月時点)